20年間勤めた会社を早期退職した私。
組織の中の自分に限界を感じた、というのが退職を決めた決定的理由でしょうかね。
いまさらほかの会社に転職することも難しいし、これ以上歳をとってはやりたいことができない、自分の力を試すのはこれが最後かもしれない、という気持ちがわいてきたのです。そこで、自分でハウスクリーニングの事業をスタートしようと決意しました。
妻の応援があったのも背中を押す理由となりました。
ではなぜハウスクリーニング事業を始めたのか?
その理由をご説明したいと思います。
私がこの事業をはじめようと思った理由は6つあります。
1.開業に当たって特別な許認可や届出が不要なこと。
2.特別大きな機器等が必要でない為、開業に際して施設・設備などに対する初期投資が他業種と比べて少なくて済むこと。
その為新規開業が比較的容易、と言われていたこと。
3.大きな会社よりも、個人や中小企業が活躍している業界であること。
4.女性の社会進出により、夫婦共働きで忙しく、家事の時間をお金で買う時代になり、若い世代からも依頼が増えていること。
5.高齢化により、自分で掃除できないお年寄りからの依頼が増えていること。
6.夫婦でできそうな仕事だと思ったこと。
この事業に我々夫婦は非常に将来性を感じました。
妻は、自分がハウスクリーニングを頼んだ時に、仕上がりの美しさに感動して、これがまた、とても感謝したい気持ちになったこと、その経験から、お客さんから感謝してもらえて気持ちよく働けるに違いない仕事だろうと思った、と言ってくれました。
私もメリット以上にやりがいもあるのではないかと期待していましたね。
大変ですが、誰かに直接感謝される仕事というのは気持ちがよいものです。
開業に至るまでは、ある程度、独学で勉強し、清掃道具や移動ためのバン(車)などを購入しました。
しかし客がなければ意味がない。早速営業に出かけることになりました。
知り合いや、親戚、ご近所などに声をかけ、仕事をいただいたり、チラシを配って歩いたり、初めての経験ばかりでとても大変でしたが、新鮮でした。
何をしていても、自分が仕事をしてひとつひとつ築き上げている、という実感が大きく、もう夢中になって働きましたね。
最初のころは、働いても働いても以前の仕事のような収入はなく、慣れない清掃作業や営業で体もがたがた。
気持ちは元気でしたが、税務や事務に回す時間と体力がとてもとてもたりなかったですね。